旅の出口は内省への入り口

異国の地で考えること

海外旅行に出かけると、いわゆるカルチャーショックな事件には事欠かない。どこに行ってなにをしても、普段日本で何気なくしていることとのギャップを感じることになる。慣れてしまえばなんともないことも、慣れるまでには多大な労力を費やす。

個人的な体験を話させてもらえば、フランスに行ったとき、レストランに入って席についても、水もおしぼりも出てこないのにはびっくりした。日本人だからって舐められているのかな、と思って周りのフランス人を見渡してみるが、どのテーブルにもおしぼりなど乗っていない。何軒か回ってみてようやく、ああ、これがフランスの文化なんだな、と妙に納得させられた次第である。

日本に帰って思うこと

もちろん違いを感じるのはそんな些細なことばかりではない。喋る言葉のリズムや街並み、食べるものから公衆トイレの使い方まで、挙げはじめるときりがない。いろんなシーンで戸惑い、躓きながらも、帰国する頃にはすっかりその国の習慣にも慣れて、似非現地人を気取るわけだ。

そんな状態で帰国すると、今度は日本の習慣に驚かされるわけだ。まるで外国人のように、いろんなところに発見がある。いいところも、悪いとことも、たくさんだ。そうして、ついこの前までなじんでいた異国の習慣を懐かしんだり、いや、こういう点は日本って素晴らしいと、自分の国を見つめなおしてみたり。かわいい子には旅させろ。そう、海外に出ることは、自国を愛するために不可欠なイニシエーションなのである。

やっぱり食前におしぼりが出てくるって素敵やん。

秋になったら茅野に精通しているタビマスターズを見つけて旅行に行こう